巨大な奇岩とメルヘンの街
3か月目にして初めて移動日に雨が降りました。
ただでさえ寒いのに雨まで降りやがって、モロッコは完全に俺に風邪をひかせにかかってます。
カサブランカの宿があまりに高いので、今日は空港泊します。
いいポジションが取れたらいいなぁ。
どーも、そえです。
今日は朝からメデジンに移動です。
朝ごはんを食べたらすぐにバスターミナルに向かいます。
バスターミナルはトラムの〜駅から歩いてすぐっていう情報を信じて〜駅に着いたけど改めて地図を見るとバスターミナルまで約500m。
治安も治安やし、決してすぐではない
狙うバスは10時発のやつ。
19時に着くからぎりぎりメトロで宿まで行ける計算。
狙い通りのバスチケットを買ったら9時間移動に備えて早めの昼ごはん。
やっぱりバスターミナルの物価は高い。
意外にもバスは定刻で発車。
あとは着くまでひたすらぼーっとしとくだけ。
よく南米のバスでは盗難対策にカバンは抱えとかなあかんって言われる。
やけど、9時間もそこそこ重いサブバッグ抱えとくのは地獄すぎるから普通に足元に置いてた。
ワイヤーロックかけて、肩紐を足に絡めといたらまあ大丈夫。
網棚に乗せるのはホンマに論外やけど、ずっと抱えとく必要はなさそうや。
18時頃に夜ご飯の休憩があった。
薄々気づいてたけど、この時確定。
確実に9時間じゃ着かへん。
結局メデジンに着いたのは23時過ぎ。
【悲報】南米で終電を逃す
高いし、強盗も怖いからタクシーはできれば使いたくなかったけど背に腹は変えられない。
言ってもたったの10000ペソ
なんとか宿に着いたのが24時過ぎ、チェックインしたりシャワー浴びたりしてたら1時超えてた…
明日も朝早いのになぁ。
翌朝、頑張って起きたら再びバスターミナルへ。メデジンには二つのバスターミナルがあるけど、昨日と今日使うのは北バスターミナル。
メデジン市内の移動はメトロとロープウェイがメインになってて、どっちもICOCAみたいなやつにチャージして乗る。
値段はどこまで行っても一律2500ペソやからだいぶ便利。
逆に一駅分の移動とかやと損な気がするよな。
来たバスターミナルに着いたら、ピエドラ行きのバスチケットを買う。
たしか、メトロ駅からバスターミナルに入って階段降りたら、左前の方の通路を奥まで行くとピエドラ行きが売ってるはず。
値段は14000ペソで値下げ不可やった。
メデジンからは1時間半くらいでピエドラに着く。
途中で警察の検問があったからパスポートを出せるようにしといた方が良き。
ピエドラは7000年前に形成された一枚岩で、高さが220mもあるらしい。
ふもとから登り口に行くまでに結構登らなあかん。
入場料払ったら、あとはひたすら登るのみ。
階段は約700段ある。
結構急やしまあまあ怖い。
みんな途中で休憩しつつ登るんやけど、たまに階段のどセンターで休憩しとる奴おる。
めっちゃ邪魔。
岩のテッペンにはなんか建物があって、その屋上まで登ることができる。
屋上からの眺めが…
これはすげぇ
360°見渡せてそれはもう素晴らしい眺め。
途中で撮った写真とそんな変わらんくない?
なんて言ってはいけない。
景色を楽しんだら下るのみ。
高所恐怖症やったっけ?と思ったけど、冷静に思い返せば朝ごはんパン2切れとバナナ1本リンゴ1個やったもんなぁ。
そりゃ腹も減るよなぁ。
膝の震えはシンプルな空腹によるものだと判明。
ハンガーノックに陥る寸前で下り終えるとちょうどグアタペ行きのバスが来た。
ほんまはグアタペまで歩くつもりやったけど、あまりにお腹が空いたのでここはバスに乗る。
グアタペの入り口で降ろしてもらって中に入ると、いくつか飲食店があった。
適当なとこに入って適当なやつを頼むと、モツ煮込みみたいなやつが出てきた。
量もあったし美味しかったけど、結構いい値段した。
あとから観光客向けの場所の外れの方に行ったら半額くらいで食べれるところあった。
ちなみにこの辺
まあでも、あれ以上歩けんかったからしょうがないな。
お腹を満たして、街を散策。グアタペの街は建物に絵が描いてあったり色が塗ってあったりしてめっちゃメルヘンな見た目。
でも、これが観光客を呼ぶためにやったものらしい。
上手に写真撮ればインスタ映えってやつになるんやろなぁ。
ひと通り見て回ったらバスの時間が近づいてきたのでチケットを買いに行く。
そういえば昼ご飯代払ったら現金なくなったなぁ。
ということでATMに向かう。
お金が出てこない…
もっかい試しても
やっぱり出てこない…
別のATMに行っても
出てこない…
はあぁぁぁぁあ?!
ほかの人も下ろせてなかったっぽいからATM内に現金が存在してない説。
お金ないんですけど、、、
バスターミナルクレカ使えないんですけど、、、
こういうことはしたくなかったけど致し方ない。
ターミナルに来る人にメデジンで返すって言ってお金を貸してくれないか頼みまくる。
まあ無理だよね。
普通に考えて南米の田舎に何故か一人でいるアジア人の小僧にお金は貸さんわな。
けど、ある人がお金は貸せないけど他のATMがないか探すのを手伝ってくれるという。
その人はスペイン語ペラペラやったからワンチャンあるかも!
ワンチャン無かった。
だが、神は私を見捨ててはいなかった。
もうだめかと思ったその時、アメリカで余らした米ドルの存在に気づく。
これを両替すればいいやないか!
観光案内所で教えられた両替所はいかにも闇両替感満載のところで、クソみたいなレートで両替してくれた。
足元見やがってこのやろーめ
米ドルのおかげで事なきを得たけど、現金は多めに用意した方がいいね!(当たり前)
無事にメデジンに帰ったらその足でロープウェイに乗りに行く。
ロープウェイは基本的にスラム街に繋がってるらしいんやけど、その終着駅から綺麗な夜景が見れるらしい。
駅周辺の治安はそんな悪くないらしいし、いざ!
終点から見える夜景は
いや夜景の写真撮るの難っ!!
上手く写真取れへんし、一人で夜景見てるのも虚しいし、寒いし、すぐ帰った。
宿に帰ってパスタに昼のレストランでもらったケチャップをかけて食すという、旅史上最低の夜ご飯を食べて就寝。
めっちゃ蚊いるんですけどっ!!
全然寝られん…
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