お金は大事
今日は久々の空港泊です。
またWi-Fiが使えない系空港らしいので辛いです。
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この日は空腹で目を覚ますという最低の目覚め。
とりあえず残りのマンゴーを食べた町に出る。
果たして今日はATMは使えるのだろうか?
使えなかった、、、
マジかーーー
シリングがないとバスのチケットは買えないし、飯も食えない。
背に腹は変えられぬということで泣く泣く手持ちの米ドルをシリングに両替。
たいていの国で両替してもらえる米ドルは旅行に必須ですな。
なんとかお金とバスチケットを手に入れたら次は腹ごしらえ。
久々(2日ぶり)のちゃんとしたご飯やぁ
チャパティうめぇ
正直なんでもないようなメニューやけど空きっ腹に染み渡る。
普段三食しっかり食べれてるのは、本当に恵まれているのだと改めて気づく。
久々のご飯に感動したあとはバスの時間までひたすら暇。
ボーッとしてたら時間になったのでバス会社のオフィスに移動。
モヤレからナイロビまでの路線は砂が凄いらしく、荷物はすべからく麻袋に入れられる。
荷物を預けてバスに乗り込むと程なくして発車。
思ったより快適なバスやし綺麗な道やけど、一つだけ問題が。
検問がひたすらに多い。
以前はこの路線は強盗が多発していて世界一危険な国境とか言われてたらしい。
それをなんとかすべく検問が大幅に増やされたらしいけど、いかんせん多い。
体感30分に一回かそれ以上。
強盗に会うよりはましやけど、いちいちバスから下ろされてパスポートチェックがあるから煩わしいことこの上ない。
バスの車窓から
昼過ぎに乗ったバスがナイロビに着いたのは翌朝午前3時。
驚きの時間やけどもほぼ定時着。
バスの中とかバス会社のオフィスで朝まで待つのがセオリーらしく、そうするつもりやったけど、タクシードライバーが泊まる予定の宿を知ってる着いてこいってうるさいし、バス会社の職員も大丈夫やっていうからのこのこ着いて行った。
ナイロビはアフリカ三大凶悪都市とか言われてるからびびり倒してたけど、無事に目的のニューケニアロッジに到着。
アーリーチェックインっていうかもはや前日説まであるけど、オーナーのご好意で追加料金なしで部屋に入れてくれた。
思ってたより疲れていたらしく、驚きの早さで眠りにつき、気づいたら朝やった。
さて、ここナイロビで私が1番にしなきゃならないことは米ドルを調達すること。
もうビザ代ギリギリしか残ってないから下ろしてこないとサファリにも行けない。
アフリカ内では珍しく、ナイロビには米ドルを下ろせるATMがある。
確かヒルトンナイロビの隣の銀行のATM。
外も十分明るくなったから歩いて行ってみることに。
もちろん荷物は最低限。ていうかほぼ手ぶら。
10分ほど歩いたでしょうか。
スマホを見ずに行ったせいでかなりの遠回りをしながらも無事到着。
ATMにカードを差し込み金額を入力、したはいいもの肝心のお金が出てこない。
何回試しても出てこない。
と゛お゛し゛て゛た゛よ゛お゛お゛お゛!
銀行の窓口で聞いてみたところ、どうやら俺の持ってるカードとこの銀行は提携していないらしい。
おわたー
とりあえず別の銀行でケニアシリングを手に入れ、宿に帰る。
このままいくと、ケニアもただ通過するだけになってしまう。
ニューケニアロッジではサファリツアーの手配もしてるから、スタッフさんに一生懸命頼んだらケニアシリングでもいいよっていってくれた。
ありがてぇ。
サファリと一緒に今日のキベラスラムツアーにも申し込んだけど、それに着いてはまた次回。
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ただの移動日
最近は基本的にゆるい生活を送ってたもんですから、冒頭に書くことがなくて困ります。
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エチオピア二日目の朝は早い。
乗るべきバスが5時過ぎ出発とかいう馬鹿げたスケジュールしてやがるせいだ。
4時半に予約していたタクシーに乗り込む。
ここが日本ならば確実に廃車であろうオンボロタクシーでバスターミナルに向かっていると、高架橋下にたむろしている若者が。
彼らはタクシーを見つけると進路を妨害するようなそぶりを見せたが、ドライバーが急加速して振り切る。
ドライバー曰く彼らはタクシー強盗だそうだ。
いやまじか。
治安やべーやろなとは思ってたけど、実際やべーな
まぁまぁなピンチを迎えかけながらもバスターミナルに到着。
ドライバー曰く場内にもヤベェ奴はいるから気をつけろとのこと。
いや怖いわ笑
バスを見つけるのに苦労したなんていうブログを見たことがあったから、バス見つける時間も考えて早めに来たけど、すんなりバスは見つかった。
のはいいけど、問題はここから。
今回のバスでは荷物を屋根の上に乗せることになってるんやけど、ここで荷物を屋根に乗せる係にいくら払うのか問題が発生する。
この値段は諸説あって、払わなくていいという人と二つで10ブルやったという人がいる。
さて、今回はいくらなのだろうと思っていたら、フィフティンという。
聞き取りにくかったから15か?と高いなと思いながら聞き返すと、男はなんと50だと言ってくる。
そんなわけねーだろ!そんなしょうもない嘘つくなら1ブルたりとも払わねーぞ!ってつっぱねても、しつこく50で要求してくる。
外国人や思って舐めやがって。
しばらく揉めていると前の席の男が仲裁して来た。
曰く、20ブル払うのが決まりらしい。
あらかじめ聞いていた話の4倍の値段やからにわかには信じ難かったけど、嘘をついてる感じでも無い。
とりあえず20は払ったけど、50ってとんでもねーボッたくりじゃねぇかこの野郎。
あー腹立つ。
仲裁してくれた男は大学で建築学の講師をしているらしい。
これから向かうディラに実家があって、アディスアベバとディラを行ったり来たりしてるそうな。
お互いに身の上話をしたりしていると、空が白んできた。
この時点でバスはまだ出発していない。
どうやらバスが満員になるのを待っているらしい。
いやおれの睡眠時間返してくれん?
結局出発したのは7時過ぎ。
アフリカアアァア
バスは途中昼休憩を挟んで順調に進んでいく。
悪路と聞いてたけどそうでもない。
昼ごはんがわりに飲んだアボカドジュース。
めっちゃお腹にたまる。
3時か4時くらいにはディラに到着。
ここからもまた朝に引き続きムカついた。
まず、バスが停車するなり数人が屋根に駆け上る。
そこで積荷を誰が下ろすのかで争い始め、やっと荷物が降りて来たかと思えば今度は地上部隊がおれより早く荷物を取り、誰が運ぶかで荷物を取り合う。
人の荷物を好き勝手に引っ張り合うもんやからいよいよ腹立って、怒鳴りつけたらシーーンてなった笑
荷物下ろした奴がチップ要求してくるのは自明やから、そいつに荷物を運ばせて宿まで案内させた。
他のやつら不満たらたらやったけど、なにが悲しくて別注で2倍チップ払わなあかんねん?
案内された宿は電気なし水シャワートイレ無しっていう最低レベルの部屋やったけど、ほかに宿も見当たらんから止まらざるを得ない。
しかも、他に宿ないのを良いことにこのクソみたいな設備で550円も取ってくる。
しかもオーナーは謎の言い訳をして10ブル(約35円)だけぼったくろうとして来る。
これがアフリカの洗礼かぁ、と思うともはや笑けてきた。
外を歩くと色々疲れるから翌日分のチケットだけ買って部屋に籠った。
翌朝、まだ真っ暗な時間帯にバスターミナルに向かう。今日のバスは昨日よりボロいけどトランクに荷物入れてくれた。
これで到着した後の荷物争奪戦は回避できる。
やっぱり満員になるまで待つスタイルっぽいけど、今回は夜が明ける前に出発できた。
やはり聞いてたほど悪路ってわけでもない道をひたすら走る。
昨日と違うのは検問やら休憩がやたら多いこと。
あとは途中で自生してるチャット(カフェインにような覚醒作用がある物質を含む植物)を収穫してきてくちゃくちゃするもんだから、おれを除く車内全員が以上にハイなことくらい。
陽気な奴らとおれを乗せたバスは順調に進み3時前には国境の街モヤレに到着。
ナイロビへの移動は翌日のつもりやったけど、4時発のバスがあるから急げば間に合うぞ!とのこと。
移動できるならそれに越したことはない。
大急ぎでイミグレに向かうも窓口に職員がいない。
しばらく待ったのち職員が登場してすんなり出国。
ケニア側に入る際になぜか通行料を請求する男がいたけど、周りにいた人らが払わんで良いと助けてくれた。
その中の1人がバスまで案内してやるから早く入国手続きをしてこいとせかして来る。
この時点で若干の怪しさはあるけども、今日中に移動できるならそれに越したことはないから、手続きを急ぐ。
手続きはあっさり終わると思われたが、ビザ代を支払う段になって一悶着。
綺麗なお札しか受け取りたくないケニアイミグレvs汚れたお札から消費したいおれ
向こうの言い分としては、端っこにちょっと汚れがついてるから受け付けられない。
これは銀行で受け取ってもらえないとのこと。
おれは絶対にそんなことはないと思ってるから、この札しかないの一点張り。
けど、水掛け論で拉致が開かないので新しいお札を出すことに。
ようやく入国できて、街中に進んでいくとさっきの男の友達だという奴がバスまで案内するから急げという。
いよいよ怪しい。
絶対お金要求して来るやつや、とためらうおれの心情を見透かすかのように、お金は要らないという。
言質をとったところでまずはATMに行きたい旨を伝え、ATMに向かう。
お金を引き出そうとすると、なんとおれのカードに対応してないATMでお金が引き出せない。
モヤレにあるもう一つのATMに向かうも今度はメンテナンス中。
明日になれば使えるらしいから今日はモヤレに泊まることに。
本当は手持ちの米ドルを両替すればケニアシリングは手に入ったけど、米ドル使いたくなかったのと、案内人を撒きたかったので一泊することに。
ということで、本日泊まるのはマイアミラウンドロッジ。
Wi-Fiとシャワーはないけど電源がある。
これはでかい。
ケニアシリングがほとんどないもんだから、昼夜ご飯はパンとフルーツ。
こんだけ買っても100円てすごいな。
マンゴー超うまかった。
明日はお金が手に入ると良いなぁ
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youはなにしにエチオピアへ
インドからミャンマーへ陸路移動をするつもりでしたが、予想以上に慌ただしい移動になりそうでめんどくさくなって飛行機のチケット買いました。
電車のチケットも買ったあとやったからまたお金を無駄にしてしまいました。
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着いた時はもちろん真っ暗な時間帯。
流石に移動できんから夜が明けるまで空港で待機。
アディスアベバのボレ空港は制限区域内にベンチがあって、しかもWi-Fi使いたい放題。
なんて素晴らしいんだ!
どっかのカイロ空港とは大違いや。
こちとらsim持ってないからWi-Fi使いたいのに、Wi-Fi使うのに電話番号いるとか意味ないやんけ!
ありがたいWi-Fiを使って時間を潰していると、7時ごろようやく外が明るくなる。
ということで早速目当ての宿まで移動。
今日泊まりたいのはウトマホテルってとこ。
アディスアベバには日本人に有名な宿が3つあるらしいんやけど、その中で1番Wi-Fiが早そうなところ。
宿の近くまではシェアタクシーで移動。
このガソリンスタンド前に大量のハイエースが集まってて、車掌が行き先を連呼しながら客引きしてる。
値段は忘れてまったけど、そんな高くなかったはず。
でかい荷物があると2人分の運賃取られることがあるってことと、外人や思って吹っかけてくるくそやろうもいるってことは注意しなあかん。
フロントガラスどうしてん?
タクシーの終点まで行ったらそこからは徒歩で移動。
なんとかウトマホテルにたどり着いたタイミングで雨が降り出した。
濡れんくてよかったー
調べてた値段から大幅に値上げされてたけど、雨の中他の宿行くのも嫌やし妥協する。
にしても一泊1300円とは、、、
10時まではチェックインできひんらしいので、ロビーのソファで仮眠をとる。
起きたらチェックインの時間になってて、外の雨も止んでる。
ということで、荷物を置いて朝ごはんを買いに行く。
低価格を追求し過ぎた結果、本日の朝ごはんは露天商から買ったサータアンダギーのようなものに決定。
食べた感想としては固くてまずい。
サータアンダギーを5倍固くした食感に、胡麻のような洗剤のような変な風味。
控えめに言って、二度と買わねぇ。
現場からは以上です。
朝ごはん(仮)を食べた後は再びお出かけ。
本日のミッションは明日のバスチケットを買うことと、エチオピアコーヒーを飲むこと。
エチオピアまで来たはいいけど、民族巡りをしてる時間は無い。
ということで、光の速さでケニアに移動するんですね。
なんで直接ケニアに飛ばなかったのか、今となっては謎でしか無い。
エチオピアコーヒーを飲むってのはせめてものエチオピア感を演出するため。
まずはバスチケットを買いにバスターミナルへ向かう。
宿から出るとすぐそこに、現地の方々がたむろしてる。
暇なんやな〜と思いつつ通り過ぎて行こうとしたら、お前チャイニーズか?と絡んできた。
違う、ジャパニーズだ!と答えたらなんか知らんけど、彼らと友達になったらしいので写真取っといた。
基本的には舗装道路やけど、一区画だけこれでもかってくらいドロドロの地帯があった。
道端では野菜売ってる
バスターミナルを目指して歩いていると、いろんな人がチャイニーズ!だとかチンチャンチョン!だとか言ってくる。
最初はアジア人が珍しいから喋りたいんかな?くらいに思ってたけど、どうも違うらしい。
正面きってチンチャンチョン!っていう奴もいるけど、すれ違いざまにぼそっと言い捨てて仲間内で笑ってるみたいなパターンが非常に多い。
意図はよく分からんけどいい気分では無い、というか割とウザい。
あとから聞いた話によると、あれらの声かけは中国人への差別用語で、エチオピア人には日本人とか韓国人とか中国人の区別がつかないからああ言ってくるらしい。
まぁ、意味を知ってても知らんでもウザいことに変わりはない。
結構いい歳した大人でも言ってくることあるのが残念すぎる。
もちろん意味もわからず言ってる人もいるやろうし、こんなこと言ってこない奴が大半やけど、あからさまな悪意を向けられると気分も下がるしエチオピアの印象も悪なるなぁ。
アジア人蔑視の話は置いといて、アフリカでは普通の強盗だけでなく少年探偵団ならぬ少年強盗団にも注意しなあかんらしい。
子供やと思って舐めてるとボコボコにやられるとかやられないとか、、
実はおれもバスターミナルに向かう道すがら、明らかに様子のおかしい子供たちに跡をつけられた。
わざと抜かさせたらどっか行ったから真偽の程はわかんないけど、用心するに越したことはないなぁ。
色々ありつつなんとかバスターミナルに到着。
チケット売り場が建物の裏手にあってちょっとわかりにくかったけど、無事にチケット購入。
宿まで歩いて帰る途中に食堂があったので昼ごはんを食べる。
せっかくエチオピアまで来たから世界一不味い国民食と噂のインジェラに挑戦してみることに。
意外と食えるとか思ったより美味しいって意見も散見されるけど、果たして自分はどっち側の人間でしょうか?
注文から程なくしてインジェラが到着。
何やら赤いソースがついてくる。
これに付けて食べるようだ。
さぁ記念すべきインジェラ一口目!
あれ?意外と行ける?と思ったのも束の間、食べ進めるにつれて嫌な酸味が口内を支配していく。
他のお国の料理をあんまり悪くいうのは心苦しいけれど、好ましく無い感じの酸味があるインジェラを辛酸っぱいソースにつけることで酸味が嫌な方向に増幅され、飲み込む気力を削ぎ落としていく感じで、とてもじゃ無いけど完食できない。
もっと違う味のソースやったらいけたかも。
非常に申し訳なかったけどギブアップさせてもらって退散。
宿近くのハンバーガー屋で昼ごはん食べなおし。
ここも言いたいことはたくさんあったけど、とりあえずお腹は満たされた。
ここでまた雨が降って来たから一旦宿に帰る。
エチオピアコーヒーは夜ご飯食べに行くついでにしよう。
日も落ちかけの頃、再び外へ。
夜ご飯を食べれる場所を探す。
地元の食堂的なのを探したけど全然見つからない。
結局カフェでパスタを食べた。
まぁ、夜ご飯なんて余興みたいなもんですよ。
メインはこの後のコーヒーです。
飯を食ったところとは別のカフェでコーヒーを注文。
濃い目に出したコーヒーに大量に砂糖を入れるのがエチオピアンスタイル。
流石に美味しかった。
エチオピアやからなのか店がちゃんとしてるからなのかはわからんけど、夜ご飯もここで食うたら良かったなぁ。
明日は早朝から移動やから早めに就寝。
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ピラミッドツアー
気づけば旅も残り1ヶ月ということでね。
日本に帰るのは楽しみやけど、旅が終わるのは寂しいような、そんな感じです。
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カイロ2日目は昨日の穴場ツアーに一緒行ったヤスさんとピラミッドを見にいく。
せっかくやからいろいろ見たいってことで宿に張り紙があった、ピラミッドツアーなるものに参加。
いうてもただのタクシーチャーターやけど。
タクシー一台借りて、屈曲ピラミッドと赤のピラミッド、階段ピラミッドとか4つくらい行ける。
もちろんギザのピラミッドもいける。
朝8時やったか9時やったかに宿を出発。
最初に向かうのは赤のピラミッドと屈折ピラミッド!
人生初ピラミッドでございますよ。
ここの入場料も例によって例のごとく学生は半額。
ここでは日本に学生証が通用した。
いうても係員の気分次第やから今後行く人のあてにはならんけど。
敷地内に入って最初に見えてくるのは赤のピラミッド。
どことなく赤い気がする。
奥に屈折ピラミッドがあるから先にそっちに行く。
これが人生発ピラミッド!
いやぁ逆光。。
屈折ピラミッドはその名の通り稜線が途中で屈折してる。
この理由は諸説あるらしいけど、1番好きな説は最初は下の部分の角度で作り始めてけど、途中で「あ、このまま行ったら崩れるやつや、、」って気づいて修正したっていう説。
ピラミッドは建てる場所とかめっちゃ細かく計算して作られてるらしいのに、その凡ミスはなんなん?
にしてもやっぱでっかいなぁ。
こんなでかいのよく作ったわ。
ピラミッドの建築は奴隷の仕事やったみたいな説を聞いたことがあって、それを信じてたんやけど、ヤスさんによると建築は奴隷に強制的にやらせたわけじゃないらしい。
つまり、建築に携わった人たちは積極的に関わったってこと。
まぁ嫌々じゃこんなでっかいもの作れへんよなぁ。
この屈折ピラミッド、最近内部の公開が始まったばっかりということでね。
せっかくただやし、潜入してきた。
入り口では例によってカメラで撮影しちゃあかんでっていう意味をなさない注意を受ける。
入り口からは狭い狭い通路を下っていくことになる。
この通路なかなかに狭くて通るのしんどかった。
まぁおれは強いて言うなら、どちらかといえば、小柄な方やからそこまで苦労しやんかったけど、大柄な人はだいぶ辛いやろなぁ。
あ〜小柄でよかった!
通路を下り切ると広いスペースに出る。
発掘後やからか何にもないけど、元は副葬品で溢れてたんやろなぁ。
スペースの奥に進むと、せっかく下ったのに今度は階段があってそれを登っていく。
階段を上り、通路を抜けるとそこは行き止まりで、馬鹿でかい部屋がある。
ここが棺があった場所なんかな、知らんけど。
ピラミッドの中から脱出したら、周りを一回り。
やっぱり順光の方が綺麗やな。
シルエットだけなんもいとおかしやけど。
さて、歪な形のピラミッドの次は正統派のピラミッド!
すぐ隣(2キロ先)のピラミッドに移動。
「赤の」って言うだけあって建材に使われてる石が心なしか赤い?
この赤のピラミッドも中に入ることができる。
けど、こっちはずっとまえから内部公開されてるからいまいちレア感ないなぁ。
そんなん言いつつも入るんやけどな。
例によって例のごとく入り口でカメラで撮影したらダメな旨を伝えられた後、入場。
入ってすぐ気づくのはなんか臭ない?
気のせいかと思って先に進むが、最深部に着いたあたりで疑念は確信に変わる。
やっぱ臭い。あれだ、南米長距離バスのトイレみたいな匂いする。
中身は屈折ピラミッドとそんなに変わらんかったし早々に退散。
入り口に戻ると係のおっさんがチップを要求してくる。
いや、どこにチップが発生するようなやりとりがあってん?
あれか?ちょっと会話したからか?あんたはアイドルかなんかですか?
なんてことは言わず、颯爽と無視して周りを見にいく。
やっぱり外壁は所々劣化してるなぁ。
時の流れを感じる。
二つのピラミッドを見た後はなんかでっかい像が展示してある博物館にいく。
名前は忘れた。
メインのでっかいやつだけ屋根のある建物の中にある。
すごいなぁ。でかいなぁ。(小並感)
エジプトの像やら絵やらは大体一歩踏み出したポーズをしてるんやけど、これは蘇りとか復活、言うなれば永遠性を意味してるんやって。
エジプト人は永遠大好きやなぁ。
永遠の命とか頼まれてもいらんけどなぁ。
もちろんすぐ死ぬのは嫌やけど。
この博物館の見どころはでかいやつの他に、スフィンクスもある。
スフィンクスって言ったら、ギザのあれしかないと思ってたけど他にもあるんやなぁ。
、、、
いや、ちっさ!!
まぁあんなでかいのそうそうないよなぁ。
ピラミッドじゃあるまいし。
ちなみに、ここも半額で行けた。
次に向かったのは階段ピラミッドがある遺跡群。
ここに来て半額チャレンジに失敗。
ちくせう。
損はしてないはずやのに損した気分。
この遺跡群にはホースマンっていうのがいっぱいいる。
観光客に声をかけては馬に乗らないか?ラクダに乗らないか?って、うっせぇよ。
ホースマン情報によると、ここには階段ピラミッドの他に、王妃とかその娘の墓もあるらしい。
それはともかくまずは階段ピラミッド!
なんでこの形になったかっていうと、下の段から順番に作っていく際に下の段と上の段を滑らかにする技術がなかったって話。
もっと近くに寄ってみるかってことで近づくと、家族連れがピラミッドに登って写真を撮ってる。
いやこれ世界遺産やで?
絶対あかんやん。
けど、あかんくないとすればこれは行くっきゃない!
いざ麓にたどり着き、まさにおれらが登ろうとした瞬間、
警備員「おい!それは登っちゃあかんやつや」
いやあかんのかーい!
ピラミッドに登る夢は叶わなかったので、遺跡の中を歩いてみる。
多分これが王妃とか娘の墓。
中の写真は撮ったらあかんみたい。
中を見てたらホースマンの一人が頼んでもないのにガイドを買って出て、壁の絵について説明を始める。
でもな、これは牛の絵だ!これは魚の絵だ!って言われなくてもわかるんよなぁ。
ただただ煩わしい。
さっさとどっかいかねぇかなぁと思ってたら、そいつが急に「おれはここの責任者なんだ。特別に写真撮るのを許可してあげよう!」とか言い出した。
責任者かどうかは知らんけど、どうせ後からお金せびってくるんやろ?と思ってあしらってると、絶対お金は取らないから!とのことなので写真を撮ることに。
写真を撮って外に出るときに、案の定金をくれって言ってきてけど、いやただやって言ったやんてことでスルーする。
さらに奥に進んでいくと現在進行形で発掘してる場所があった。
近くに行こうとしたら普通に怒られた。
この近くになんか瓦礫の山見たいのがある。
マップスミーで調べたら、どうやらピラミッドの残骸らしい。
12時までやったら中にも入れたみたいやけど、時刻は午後1時。残念。
これ以上は何もなさげやったから、今度は階段ピラミッドの裏側に行ってみる。
これだけ言っとくと、特に立ち入り禁止の看板とかなかった。
せやのに裏手に回ると絶賛発掘中。
作業員に胡乱な目で見られて追い出される。
追い出されるとは言っても、一周することはできて、その途中で石でできた箱の中の入った像を見せてもらえた。
一体なんやったんかは知らんけど、普通はいけへんとこで見たからレアなやつなことは間違いない。
階段ピラミッドの後はいよいよギザのピラミッド!
普通ならテンション上がるとこなんやろうけど、今日一日崩れたのも合わせれば結構な量のピラミッドを見てきたわけで、若干お腹いっぱい感はある。
若干な。
ギザのピラミッドはラクダの客引きがやばいって聞いてたけど、チケット売り場の目の前でおろしてもらったからか客引きに捕まることもなくすんなり入場。
声かけてきた係のおっちゃんを客引きやと勘違いして冷たく当たったことに関しては、申し訳なかったと思ってる。
入場してすぐ現れるのはスフィンクス!
そうだよこれこれ!
このサイズ感が大事。
場内にもラクダの客引きはおって、大ピラミッドを目指して歩いていると結構声をかけられる。
乗りたい人は知らんけど、興味なければ無視してれば大丈夫。
大ピラミッドまでの道沿いには小さいピラミッドがいくつかあるけど、それはもはやジャングルジムと同じ扱いになってる。
子供も大人も登り放題。DON’T CLIMB とは?
そしてこちらは大ピラミッドやけど、こっちもこっちでやりたい放題。
あーあー、世界遺産が、、
正直ピラミッドはもうええてって感じでお腹いっぱいやけど、やっぱでかいなぁ
一番でかいピラミッドの近くには太陽の船が展示してあって、これは別料金。
ヤスさんが奢ってくれた。あざす!
これは見る価値あるなぁ。
んでもって、ここピラミッドでも小中学生たちの写真攻撃に合う。
エジプトのSNS漁れば自分の写真見つかるんちゃうかな?
敷地内には3つのピラミッドがあるから一応全部近くまで行って帰った。
夜ご飯は昨日と同じコシャリ屋に。
今日はこのまま空港に移動して深夜便でエチオピアへ!
読んでくれてありがとうございます
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変な人に会いました
インドに来たからお腹を壊すと思って身構えてたら、まさかの風邪を引いたくさいです。
そっちかー!!
水っぱなが止まらねぇ
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さて、ブログの時間軸ではルクソールから夜行バスでカイロに戻ってまいりました。
隣の席の方が大変こう、恰幅の良い方でしたので非常に寝苦しい夜でございました。
朝7時ごろ、カイロに到着したら宿を目指します。
本日の宿はかつて有名な日本人宿やった、サファリホテルです。
場所はバスが到着するラメセス駅から近からず遠からず(どこだよ)
大通りから横道に入ってすぐのとこにある雑居ビルの5階です。6階やったかもしれん。
建物前の八百屋は陳列がやたら綺麗。
階段しかないから登るのがもう一苦労。
一つ下の階には有名な日本人宿、ベニス細川家があります。
サファリホテルとベニスはめちゃくちゃ仲が悪く、一説によるとどちらかに宿泊するともう一方には泊まれなくなるとか。
昔はこの2つに加えてもう一個下の階のスルタンホステルってとこの3つが日本人宿として繁盛してたらしいけど、アラブの春のときの治安悪化によって日本人観光客が激減したことで客の取り合いになったみたい。
で、スルタンホステルは撤退、サファリは半日本人宿みたいになって今に至るらしい。(サファリホステルの主(仮)談)
このサファリホテルの主(仮)がまた強烈な人やった。
ホリエさんと言う方で、なんというか、失礼やねんけど一言で言うならば変な人。
すごくいい人やねんけど、変な人。
旅中にあったなかで一番変な人。
まず長髪に顎髭にピンクのカチューシャっていうパンチのある見た目で、サファリホテルにかれこれ8ヶ月いるらしい。
とにかく面白い人やから会いたい人はぜひサファリホテルまで。
まだしばらくいるって言ってはった。
んで、今日はエチオピアのビザやったり、マラリアの薬やったりをもらいに役場に行くつもりやってんけど、ホリエさん曰く金土は役場は休みらしい。
滞在するのは今日含め2日。今日は金曜日。
おっと?これはやったな。
まぁビザはアライバルで取れるし、薬は買えばいいし。
ということで、午前中は博物館とオールドカイロへ、午後はホリエさんに穴場スポットに案内してもらうことに決定。
でも、博物館があくまでまだ時間が空いてるのでホリエさんとトランプをすることに。
いろんなオリジナルのゲームを考えてるとのことで、いくつか教えてもらったんやけどその中に南米で会ったザマミさんから教えてもらったゲームも入ってた。
ザマミさんはエジプトで人から教わったって言ってたけど、こんなところで発案者に出会うとは!
世界は狭いなぁ。
そんな小さな感動も挟みつつトランプに興じていると博物館の開館時間になる。
ということで、いったんホリエさんとは別れて博物館へ。
ホテルから博物館へは徒歩で15分程度。
地下鉄でも行けるけど、乗るまでもない距離やな。
博物館に着くと、開館直後やというのにすごい混雑。
昼間はもっと混むらしい。
恐るべし、エジプト文明!(違う)
チケットはあいも変わらず学生は半額。
日本の学生証で果敢に挑むもあえなく撃沈、かと思われたが「日本から来たんだよ〜。頼むよ〜」みたいなことを言ったら、あっけなくオッケーやった。
ほんまに係の人次第やなぁ。
そして、いよいよ入場。
あんまり意味のない荷物検査を通り抜けるとすぐに、なんかおる。
ちなみにここもカメラでの撮影はチケットを別で買わない限り禁止。
つまりスマホならOK。
このガバガバのルールなんとかしたら?
一応時代の順番に陳列されつらしいんやけど、エジプトの歴史に疎いもんで良くはわからん。
ただ、今回この博物館に行ったことで分かったことは、古代エジプトの造形技術半端ないって!スマホの顔認証ほぼ全部検知されるもん!
ってことです。
一階の展示物たち
一階は時代ごとの陳列で、二階に上がるとミイラやたり棺桶やったり副葬品やったりがたくさん展示されてた。
あの有名なツタンカーメンの黄金マスクの展示室も二階にある。
この展示室だけは写真撮影自体が禁止でちょっとだけ、ほんとにちょっとだけ警備が厳重やった。
それでも余裕で写真は撮れそうやった。撮ってないけど。
代わりにその辺の通路に唐突に展示されてた別のファラオのマスクの写真を。
これはツタンカーメンの副葬品。
そんで、この博物館でも子供たちからの写真攻撃にあった。
エジプトの子供セルフィー大好きすぎる。
混んでくる前にさっさと退散してオールドカイロを見に行く。
外にも遺跡からの出土品が
オールドカイロには、コプト教(昔のエジプトにおけるキリスト教)の教会があるんやけど、狭い上に観光客でごった返しててあんまり好きじゃなかった。
あと、近くに大きいモスクもある。
ちなみにこの近くの住宅街の建物はいくつか目視で測るほど傾いてる。
絶対住みたくないなぁ
いったん宿に戻るとちょうどホリエさんが昼飯の準備をしてるとこで、おれにも分けてくれた。
白ごはんにツナ缶に醤油に味噌汁。
シンプルやけども間違いない組み合わせ。
最高にうめぇ。
最高の昼ごはんの後は他の日本人が帰ってくるまで再びトランプに興じる。
現在サファリホテルにいる日本人4名が揃ったところでホリエさんプレゼンツ、カイロ穴場ツアー開始!
まずは乗合タクシーで一つ目のポイント、モスクに向かう。
近くまできたところでタクシーから降りると、そこは死者の町。
というのは、実際の街を模した集合墓地で、文字通り死者の町。
ちょうど夕陽が見える時間帯でめっちゃ綺麗。
死者の町の後はモスクに向かう。
ここはお札にもなってるすごいところらしい。
そんな派手な感じのモスクじゃないけどそれがまたいい?
ネコめっちゃおる
ここからは次のポイントまで徒歩で移動。
途中に通った市場が雰囲気がまるで異世界でいい感じ。
ホリエさんから写真はやめとくように言われたから写真はなし。
市場を抜けると一気に賑やかな通りに。
地元の人たちで賑わってる。
ホリエさんは何回も来たことがあるからかいろんなところで声をかけられてる。
歩いてる人たちを見てると、真っ黒の手をした人がいる。
この人たちはアルミの加工場で働いてる人らしい。
エジプトでよく見る丸いアルミ皿は手作業で作られてるらしい。
知らんかったなぁ。
しばらく歩いていくと急に町の雰囲気が変わる。
カイロにはイスラム教徒とキリスト教との両方が住んでるんやけど、両者は住む場所もはっきり分かれてるらしい。
今までいたのはムスリムのエリアで、途中からはキリスト教徒のエリア。
キリスト教徒のエリアはカイロの中でも治外法権みたいになってて、警察もほぼ介入しーひんのやって。
子供がトゥクトゥク運転してたりするから引かれんように注意が必要。
このエリアは明らかにムスリムのエリアより貧しい感じ。
カイロ中のゴミがここに集まってきて、それを分別することで生計を立ててる人も多いらしい。
同じカイロ市民やのになぁ。
そんな街を抜けると大きな門にたどり着く。
ここには兵士がいて、通行人を管理してる。
門を抜けるとそこはコプト教の教会がたくさんあるエリア。
らしいんやけど、見たとこでかい岩山しかない。
岩山沿いの道を登っていくと岩壁に何やら建物の入り口部分がくっついてる。
中に入ってみると、そこにはなんと教会がある。
昔のエジプトではコプト教は迫害されてたのか、敵に見つからないようにこんな岩の中に教会を作ったらしい。
この岩山には教会がいくつもあるんやって。
そして、道の向かいの小さめの岩には何やら祈りを捧げるおっさんの像が。
このおっさんの像はある伝説を表してる。
伝説というのは、端的にいうとおっさんが三日三晩祈ってたらこのでかい岩山が宙に浮いたって話。
ちなみに祈る先にはキリスト様が
このすごいおっさんの像の裏からはキリスト教徒の居住区が見渡せる。
夕陽と相まって超きれい。
いくつかの建物の上では誰かが旗を振っている。
これは飼っている鳩を呼び戻しているんだそう。
やっぱり夕陽はいいなぁ
夕陽の後はさらに奥に進んで、この辺りで一番大きい教会と二番目を見にいく。
これまた岩の中に作られてるんやけど、これはでかい。
さっきの伝説の絵。
そんな感じで穴場ツアー終了。
自分一人やったら絶対にこない場所やったからホリエさんには感謝しかない。
夜ご飯はホリエさんオススメのコシャリ屋に行った。
ここではトッピングにレバーとソーセージをつけれる。
そのままでも十分うまいコシャリにさらに動物性タンパク質まで加わったら、そりゃもう間違いないでしょう。
そして帰り道でホリエさんオススメのアイス屋があるからそこでデザートにジェラート購入。
アルゼンチンで食べたやつに勝るとも劣らない味に、アルゼンチンを超える量の多さで、人生で美味しかったアイスランキングの一位更新してきた。
充実のカイロ1日目やったなぁ。
明日はピラミッド。
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ルクソール西岸ツアー
リアルタイムではいよいよ最後の山場、インド突入です。
予定より1週間くらい早めやけど、インドは物価も安いのでちょうどいいです。
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さて、ルクソール2日目は西岸の見所を回ります。
それぞれが微妙に離れて位置してるので、タクシーをチャーターするかツアーで回るのが一般的です。
一人でタクシーチャーターは高いので、今回はツアーに参加。
バンに乗って最初に到着するのはメムノンの巨像
でっけぇ
一つの大岩を削って造られたってガイドさんが言ってた。
ぱねぇなおい
これ作ろうって言い出した人は間違いなくちょっといかれてる。
次に到着したのは、ハトシェプスト女王の葬祭殿。
入場料がいくらかは忘れたけど、日本の学生証で半額になった。
(本来は国際学生証提示で半額。係員のさじ加減で日本のやつでも行けたり行けなかったり)
これは一階部分は発掘した後作り直したやつらしい。
やから、みどころは階段登った二階部分。
彫刻でこうもそっくりなやつばっか作るのって相当難しいと思うんやけど、どうやって量産してたんやろ。
中はこんな感じ
ここには修学旅行か遠足か知らんけどエジプトの子供たちがめっちゃ来てて、こいつら(主に男子)にめっちゃモテた笑
子供とすれ違うたんびに「セルフィー!セルフィー!」一緒に写真撮ってって頼まれる。
そんなにアジア人珍しいか?笑
写真騒動もありながらバンに戻る途中のお土産屋は、、
サラー頼みがすごい
遺跡とサラー全く関係ないやん
神殿の後に向かうのは今日のメインともいえる王家の谷!
ここでは日本の学生証が通じず、入場料240ポンドを満額払うことに、、
王家の谷が一番高いからここで半額かそうじゃないかはだいぶでかい。
エジプトの観光地は大体国際学生証で半額説あるから、学生でエジプト旅行する人はとっとけばまず元は取れそう。
国際学生証の割引はエジプト以外でもあるしね。
王家の谷のエントランスには谷全体の樹脂製の模型があって、それの製作には日本が関わってたらしい。
模型の土台のとこに日本国旗が書いてあった。
王家の谷では一般公開用の墓がいくつかあって、その中から日替わりで3つ入れる墓が決まってる。
有名なツタンカーメンの墓とかは特別公開になってて別でチケットを買わなあかん。
今回は普通のチケットしか買ってないから一般公開されてる三つの墓に行ってきた。
ちなみに、王家の谷はカメラの持ち込みが禁止になってる。
じゃあ写真はとれんのかって言うとそうでもなくて、携帯、スマホのカメラでなら撮影OKらしい。
最近のスマホのカメラなんて普通のカメラと同等くらいの画質やと思うんやけど。
もはやカメラ持ち込み可で良くない?
今回入れた墓はこの3つ
墓の内部の壁にはいろんな絵が描いてある。
ガイドさん曰く人やったり敵やったり神様やったり色々なんやって
三枚目に写ってる舟は死者をあの世まで運ぶ舟なんやって。
気付いたと思うけどエジプトの壁画はほぼ全部体は正面で顔と足が横向きになってる。
これはファラオの神々しい姿を表すらしい。
で、この動きが全く感じられないポージングは静、すなわち永遠を意味してるんやってさ
14番の墓には顔が正面の絵があるらしいけど、あいにくこの日は公開されてなくて見れんかった。
また見てみたい気もするけど、正面からの絵見るためだけにルクソールくるのもなぁ
奥にある石室には石棺?も置いてあった
写真じゃ伝わりにくいけど、だいぶでかい。
どうやって中まで運んだんやろ?
帰りに王家の谷の地図があったから写真撮っといた。
王家の谷の墓が入り口以外全部地下に造られてるのは目立たんようにして盗掘を避けるためらしいけど、60個以上の墓が密集してたら目立つことこの上ないやろ。
地下に隠す発想までは良かったのに最後なんで密集させた?
あとから墓作る奴気づけよ。
ツタンカーメンの墓以外はもれなく盗掘されてたって言うから目も当てられない。
王家の谷の後はアラバスターの工房に連れていかれる。
ツアーあるあるやけど、ツアー会社と提携してるお土産物屋に連れて行きがち。
アラバスターはこっちの方で採れる鉱石を加工した置き物らしい。
ワンピースに出てくるアラバスタ王国の名前の由来かな?
やっすいパチモンは落としたら割れるけど、本物は割れへんのやって言って工房の人がパチモンを地面に叩きつけて実演してくれた。
パチモンに対する当たり強いなぁ
これは蓄光するやつ
アヌビスの置物
アヌビスって聞くと初期のパズドラ思い出すなぁ
ピラミッドとかスカラベもカラフルで綺麗
最後に向かうのはラムセス3世葬祭殿。
おれはここ行くの知らんかったしなんもわからんかってんけど、ここが一番すごかった。
まず言えるのはやっぱでかい。
んで、行ったタイミングが良かったからか、敷地内にあんまり観光客がおらんくて厳かな雰囲気というか異空間的な感じというかなんか不思議な感じを存分に感じられたのが良かった。
最初の3つも良かったけどいかんせん人が多すぎて、あんまり没入感はなかったなぁ。
あと、ここは鳩が多い。
飼ってんのか?ってくらい多い。
そんな感じでツアー終了。
クソ暑い中自力で移動する手間を考えたらツアーに乗っかって良かったかな。
レンタサイクルとかあったらそれでも楽しそうやけど
最初は来るつもりのなかったルクソールやけど、きて良かったなぁ。
今日の夜のバスでカイロに戻って次はいよいよピラミッドや!
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あんまりウザくなかったエジプト
ちょっと前にお金が足りるか心配になって残金を計算したら結構余裕なことが判明して調子乗ってたら、クレカで買った航空券代の引き落としを忘れてました。
一転して引くほどにお金ない。。。
今日から超節約生活です。
今までの無駄遣いが恨めしい、、、、
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完全に裏目に出たカサブランカでの空港泊を経て、アフリカ大陸2カ国目、エジプトに到着。
またしても世界三大ウザい国の一つ。
カイロの空港には市街地まで行くバスがあるということで、それに乗るために空港バスターミナルに行く。
タクシーの客引きをかわして無料のシャトルバス乗り場についてから待つこと30分。
思ってたより待たされたけどシャトルバス到着。
ようやく空港バスターミナルに向かいます。
歩いた方が早かったんじゃ?
バスターミナルにたどり着いたら市バスに乗り換え。
荷物代を別途請求されることもなくすんなり乗れた。
料金はたしか一律10ポンド。
バスに乗れたのはいいけど、こっからが長かった。
市内に続く道が鬼のように渋滞してて全然進まない。
んで、渋滞してんのにちょっと進むだけでもめちゃくちゃ飛ばすから急ブレーキ連発。
おれは座れてたから良いけど、立ってる人は大変やろなぁ。
結局、目当の市内バスターミナル近くに着いた時には日暮れちゃってましたとさ。
最初はカイロだけの予定やったけど、ルクソールが良かったって聞いたからこのまま夜行バスでルクソールを目指す。
調べてた情報によると夜9時発のバスがあるとのことやったけど、その辺の人にルクソールに行きたいって言って案内してもらったバス会社が7時発で調べてたのより安かったからそれを買うことに。
エジプトもやっぱり別途荷物代を取られた。
思ってたより座席広くて、USBポートもあっていい感じ。
一つ問題としては、バス移動は快適やったんやけど、ルクソールについたのが朝5時やった。
調べてた話では朝7時着のはず。
Q:なんでこうなったのか?
A:出発時間が2時間早いバスに乗ったから
おれはアホなのか?
朝5時着のバスに他の観光客など乗ってるはずもなく、バスを降りると客引きの集中攻撃を受ける。
タクシー?たくしー?卓司ー?
うるさいことうるさいこと
一番ウザかったのは勝手に荷物を持っていって自分のタクシーに乗せようとしたやつ。
日本語で怒鳴ったらちょっとシュンとしてどっか行った。
でも、エジプトで一番ウザかったのがこれやから、言われてるほどウザいとこじゃないと思うんよな。
そんで、群がってきた客引きの中で一番面白かったのは馬車の客引きのやつ。
おれが馬車には乗らないよって言って歩き出してもずっとついてくる。
そんで勝手にどんどん値下げしていってしまいにはタダで乗せるとか言い出した。
絶対嘘やん笑
結局宿までの500メートルのうち400メートルくらいをずっとついてきて、最後には「タダにしてやるって言ってるのに乗らないなんて、信じられない!お前なんか嫌いだ!」って怒って去っていった。
いやなんでお前がキレてんねん
面白いやつだ
さて、宿に着いたはいいものの朝6時前で扉は閉まっている。
ちなみに今泊まろうとしてるのはボブマーリー・ピース・ホステル。
ルクソールにはボブマーリーの名前を冠したゲストハウスがやたら多い。
しょうがないから扉の前に座り込んで待機してたら、奇跡的にオーナーが起きて開けてくれた。
おれとしてはロビーで待機させてくれたら良かったんやけど、オーナーが今からチェックインするなら2泊分払えって言う。
早朝に起こしてる手前嫌だとも言えへんから結局2泊分のお金払った。
一泊しかせーへんのに、、、
安いバス買った意味ないやん。むしろ損したわ
安物買いの銭失いとはまさにこのこと。
何はともあれベッドにありつけたから朝飯の時間まで仮眠とろう。
ふと目を覚ますと、時刻は11時朝食は10時まで。
つまり朝飯を食べ損ねた。
2泊分払ったからには朝飯めっちゃ食って元取ろうと思ってたのに!
空港泊からのバス車内泊で予想以上に疲れてたらしい。
シンプルにお腹が空いたから昼ごはんを探しに行く。
目当てはエジプトの国民食、コシャリ!
密かにかなり楽しみにしてた。
コシャリはスパゲッティの短いのとかマカロニとか米とか豆とかの混ざったやつにトマトソースをかけた料理。
もっとそこら中で売ってるかと思ったのに、意外にコシャリの店がなくて探すのに苦労した。
長い捜索の末発見した店で初コシャリ。
うまいなぁ。
見た目はそんなうまそうじゃないのに
VIVA炭水化物!
値段は200円しないくらいで、お腹にも溜まるからめっちゃいい感じ
お腹を満たしたらいったん宿に戻ってダラダラしながら今後の計画を立てる。
そんで3時くらいにカルナック神殿に向けて出発。
ルクソールは東岸と西岸に分かれてて、それぞれに見所がある。
今止まってるのが東岸で、東岸にはルクソール神殿とカルナック神殿がある。
カルナックの方が市街地から遠いから先にそっちに行く。
神殿までは3〜4キロってところやから迷わず歩く。
ナイル川沿いに出てしまえば北にまっすぐ行くだけやから迷うはずもない。
面倒な客引きに遭遇することもなく、無事に神殿に到着。
チケットを買おうと思ったら調べてた値段の倍くらいの値段になっててびびったよ。
約1400円。
信じがたいから何回も確認したけどどうやら値上がりしたっぽい。
伝家の宝刀、学生証を召喚しようとしたけどあいにく宿に置いてきてる。
たっけぇよ、エジプト
値段にやられてちょっとばかり低めのテンションで神殿の入り口へ。
でもやっぱり、中に入ったらスゲーってなってテンション上がる。
時間的にもちょうど夕日の時間でいい感じ。
なんだかんだで結構満喫した。
カルナック神殿を見終わって外に出ると、ちょうど日が沈む時間。
マジックアワーのナイル川綺麗やなぁ。
市街地まで戻る頃にはだいぶ暗くなってたから、ルクソール神殿は外から写真撮るだけにする。
明日は西岸見にいこう。
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